問16 2018年1月学科
問16 問題文択一問題
次の損害のうち、住宅用建物およびそれに収容している家財を保険の対象とする一般的な火災保険の補償の対象となるものはどれか。なお、特約は考慮しないものとする。
1.開放していた窓から突然の雨が吹き込み、室内の壁と家財の一部が濡れた損害
2.建築してから20年ほど経過し、窓枠や玄関ドアなどにさびや腐食が発生した損害
3.天候の急変に伴い住宅の屋根に落雷し、建物の一部が損壊した損害
4.住宅が火災に遭い、敷地内の車庫に置いてあった自動車が被った損害
問16 解答・解説
火災保険に関する問題です。
1.は、補償対象外です。火災保険は、火災による損害以外にも、水災(洪水)・風災(突風・竜巻)・落雷・ひょう災・雪災などの自然災害のほか、不測かつ突発的な事故による損害についても、補償対象ですが、開放していた窓から吹き込んだ雨による損害は、事前に予測し得る事態であるため、補償されません。
2.は、補償対象外です。火災保険は、火災による損害以外にも、水災(洪水)・風災(突風・竜巻)・落雷・ひょう災・雪災などの自然災害のほか、不測かつ突発的な事故による損害についても、補償対象ですが、建築から20年経過した建物の窓枠や玄関ドアなどのさび・腐食は、予測し得るものであり突発的な事故でもないため、補償されません。
3.は、補償対象です。火災保険は、火災による損害以外にも、水災(洪水)・風災(突風・竜巻)・落雷・ひょう災・雪災などの自然災害についても、補償対象です。
4.は、補償対象外です。火災保険では、自宅の車庫は補償対象ですが、自動車は補償対象外です(自動車の損害は車両保険の補償対象)。
よって正解は、3.
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