問36 2017年9月実技資産設計提案業務
問36 問題文
下記<資料>は、和博さんおよび泰子さんのPD銀行(日本国内にある普通銀行)における金融資産残高である。仮に平成29年9月にPD銀行が破綻した場合、和博さんと泰子さんがPD銀行に保有している下記の金融資産のうち、預金保険制度によって保護される金額の合計額を計算しなさい。なお、和博さんにはPD銀行からの借入れはない。また、解答に当たって、預金利息については考慮しないこととし、解答用紙に記載されている単位に従うこと。
<資料>
[和博さん名義の預金]
普通預金: 60万円(決済用預金ではない)
定期預金:980万円
外貨預金:300万円
[泰子さん名義の預金]
普通預金:120万円(決済用預金ではない)
問36 解答・解説
預金保険制度に関する問題です。
銀行が破綻した場合、預金保険制度により、預金者1人当たり元本1,000万円までとその利息等が保護されます(利息のつかない決済用預金は全額保護)。
資料のうち、普通預金と定期預金は、決済用預金ではないため、預金保険制度の対象です。
また、外貨預金は預金保険制度の対象外です。
よって、元本1,000万円までとなる預金保険制度で保護される金額(最大金額)は、
和博さん:普通預金60万円、定期預金980万円⇒合計1,040万円→保護対象は1,000万円まで
泰子さん:普通預金120万円⇒合計120万円
総計 :1,000万円+120万円=1,120万円
従って正解は、1,120(万円)
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