問8 2017年9月実技生保顧客資産相談業務

問8 問題文と解答・解説

問8 問題文

X社が現在加入している生命保険を現時点で解約した場合のX社の経理処理(仕訳)について、下記の<条件>を基に、空欄(1)〜(3)に入る最も適切な数値を、解答用紙に記入しなさい。

<条件>
・X社が解約時までに支払った保険料の総額は6,300万円である。
・上記以外の条件は考慮しないものとする。

<解約返戻金受取時のX社の経理処理(仕訳)>

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問8 解答・解説

逓増定期保険の経理処理・商品性に関する問題です。

平成20年2月28日以降の逓増定期保険の経理処理は、以下の通りです。

契約日が平成20年2月28日以降の場合、
期間満了時年齢45歳超の場合、2分の1損金算入
期間満了時年齢70歳超、契約時年齢+保険期間×2=95超の場合、3分の1損金算入
期間満了時年齢80歳超、契約時年齢+保険期間×2=120超の場合、4分の1損金算入
となり、満了時年齢45歳以下の場合は全額損金算入となります。

本問ですと、保険期間満了時の被保険者年齢は73歳ですが、満了時70歳超、契約時年齢52歳+保険期間21年×2=94<95ですので、満了時45歳超、前半6割期間での保険料支払い時は2分の1資産計上(前払保険料)に該当します(残り2分の1は損金算入)。
また、解約時は資産計上額<解約金の場合は差額を雑収入として益金算入し、資産計上額>解約金の場合は差額を雑損失として損金算入します。

問題文では現在までの払込済保険料6,300万円ですから、前払保険料としての資産計上額は半額の3,150万円。
よって資産計上額3,150万円<解約金5,300万円ですので、差額2,150万円は雑収入として益金算入します。

従って正解は、(1)5,300(万円) (2)3,150(万円) (3)2,150(万円)

問7             問9

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