問38 2017年5月学科
問38 問題文択一問題
下記<X社のデータ>に基づき算出される株式会社X(株主はすべて個人、以下「X社」という)の法人税の計算における交際費等の損金算入額として、最も適切なものはどれか。なお、X社が支出した交際費等はすべて接待飲食費であり、X社の役員・従業員等に対する接待等のために支出した飲食費や参加者1人当たり5,000円以下の飲食費は含まれていない。また、当期の所得金額が最も少なくなるように計算すること。
<X社のデータ>
事業年度:平成28年4月1日〜平成29年3月31日
期末資本金の額 :8,000万円
交際費等の支出金額:1,400万円
1.700万円
2.800万円
3.1,000万円
4.1,400万円
問38 解答・解説
法人税における損金算入に関する問題です。
資本金1億円超の法人は、交際費のうち、飲食用の支出の50%まで損金算入可能で、資本金1億円以下の法人は、交際費のうち800万円まで、または飲食用の支出の50%までは損金算入することができます(有利な方を選択可能)。
よって、X社の場合は資本金8,000万円ですので、いずれか有利な方を選択可能です。
交際費1,400万円が全て接待飲食費ですから、50%の700万円よりも、交際費のうち800万円までを損金算入の対象とした方が有利です。
従って正解は、2.800万円
関連・類似の過去問
この問題と似ている問題を検索してみよう!「検索」ボタンをクリック!
FP対策講座
<FP対策通信講座>
●LECのFP通信講座 ⇒ FP(ファイナンシャル・プランナー)サイトはこちら
●日本FP協会認定教育機関のWEB講座 ⇒ 2級FP技能士 (資格対策ドットコム)
●通勤中に音声学習するなら ⇒ FP 通勤講座
●社労士・宅建・中小企業診断士等も受けるなら ⇒ 月額定額サービス【ウケホーダイ】