問10 2017年5月学科
問10 問題文択一問題
クレジットカードに関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
1.クレジットカードの利用時には、通常、伝票等に署名が必要であるが、クレジットカード会社と加盟店との契約により定めた店舗または商品等については、署名を省略することができる。
2.ICチップを埋め込んだクレジットカードを専用の端末機のある加盟店で利用する場合、通常、署名に代えて暗証番号を入力する方法によることができる。
3.クレジットカード会員規約では、クレジットカードは他人へ貸与すると契約違反になるが、クレジットカード会員と生計を維持している親族に限り利用できるとされている。
4.クレジットカード会員の信用情報は、クレジットカード会社が加盟する指定信用情報機関により管理されているが、会員は、自己の信用情報について所定の手続きにより開示を請求することができる。
問10 解答・解説
クレジットカードに関する問題です。
1.は、適切。クレジットカードを利用する場合、原則として伝票等に署名(サイン)が必要ですが、クレジットカード会社と加盟店の取り決めにより、一定の上限額や店舗・商品については署名の省略(サインレス決済)が可能です。
2.は、適切。ICチップ付きのクレジットカードは、加盟店に専用端末があれば、署名ではなく暗証番号の入力で決済が可能です。
3.は、不適切。クレジットカードの所有権は、クレジットカード会社に帰属するため、自己責任だからと会員が家族も含めた第三者に貸与・譲渡・質入れ等をすることはできません。
4.は、適切。クレジットカード会員は、所定の手続き(手数料が500〜1,000円くらいかかります)により、カード会社が加盟する信用情報機関に登録されている、支払いの延滞履歴等の自身の信用情報を確認可能です(いわゆるブラックリストですね)。
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