問4 2017年5月学科
問4 問題文択一問題
厚生年金保険に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
1.厚生年金保険の保険料の額は、被保険者の標準報酬月額および標準賞与額にそれぞれ保険料率を乗じて算出される。
2.厚生年金保険の適用事業所に常時使用される者のうち、65歳以上の者は、厚生年金保険の被保険者とならない。
3.育児休業等をしている被保険者に係る厚生年金保険の保険料は、所定の手続きによって被保険者負担分は免除されるが、事業主負担分は免除されない。
4.遺族厚生年金の額は、原則として、死亡した者の厚生年金保険の被保険者記録を基に計算した老齢厚生年金の報酬比例部分の額の3分の2相当額である。
問4 解答・解説
厚生年金の保険料・被保険者資格、遺族厚生年金に関する問題です。
1.は、適切。厚生年金は、標準報酬月額・標準賞与額に保険料率を乗じた額が、各月・各賞与時の保険料額となります(健康保険や介護保険料の保険料も同様)。
2.は、不適切。厚生年金保険の被保険者は、適用事業所に常時使用される者で、70歳未満の者ですから、65歳以降も厚生年金のある会社に勤務する場合、厚生年金保険の被保険者となります。
3.は、不適切。産前産後休業・育児休業中の健康保険・厚生年金の保険料は、事業主・被保険者とも負担を免除してもらえます(介護保険も同様)。
4.は、不適切。遺族厚生年金の支給額は死亡した人の老齢厚生年金の報酬比例部分の4分の3で、被保険者期間が300月未満の場合は300月とみなして計算する最低保障がついています。
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