問3 2017年1月実技資産設計提案業務
問3 問題文
各種経済指標について説明した下表の空欄(ア)、(イ)に入る適切な語句を語群の中から選び、その番号のみを解答欄に記入しなさい。
( ア ):生産、雇用などさまざまな経済活動での複数の重要な指標の動きを統合することによって、景気の現状把握および将来予測等に使用する結果を算出する。調査結果には、景気拡張の動きの各経済部門への波及度合いを測定することを主な目的としたディフュージョン・インデックス(DI)と、景気変動の大きさやテンポ(量感)を測定することを主な目的としたコンポジット・インデックス(CI)がある。
( イ ):国民生活における家計収支の実態を把握し、国の経済政策・社会政策立案のための基礎資料を提供することを目的としている。2人以上の世帯の調査結果は、1世帯当たり1ヵ月間の収支金額としてまとめられ、公表される。
<語群>
1.消費動向調査 2.日銀短観 3.消費者物価指数
4.景気動向指数 5.景気ウォッチャー調査 6.家計調査
問3 解答・解説
経済指標に関する問題です。
景気の現状把握と将来予測のため、内閣府が発表している指標は、景気動向指数です。景気動向指数にはCIとDIがあり、CIが景気変動の大きさやテンポ(量感)を示し、DIは景気の各経済部門への波及の度合い(波及度)を示します。
また、家計の収入や支出の実態(個人の消費支出動向)を把握するために、1世帯当たりの1ヵ月間の収入と支出の金額の統計値として、総務省が発表している指標は、家計調査です。
従って正解は、(ア)4.景気動向指数 (イ) 6.家計調査
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