問23 2017年1月学科
問23 問題文択一問題
債券(個人向け国債を除く)の一般的な特徴に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
1.一般に、市場金利が上昇すると債券価格は下落し、市場金利が低下すると債券価格は上昇する。
2.利率と償還日が同じであれば、信用度が高い(債務不履行リスクが低い)債券の方が最終利回りは高い。
3.償還日前に売却した場合には、売却価格が額面価格を下回ることはない。
4.国債や普通社債が流通市場で取引される額は、店頭取引よりも取引所取引の方が多い。
問23 解答・解説
債券の仕組み・特徴に関する問題です。
1.は、適切。債券の価格は、市場金利が上昇すると下落し、市場金利が低下すると上昇します。
2.は、不適切。最終利回りとは、既発債を償還期限まで保有していた場合の利回りですので、利率と償還日が同じであれば、既発債の購入価格が安いほど最終利回りは高くなります。従って、信用度が高い(債務不履行リスクが低い)債券の方が、既発債の購入価格は高くなるため、最終利回りは低くなります。
3.は、不適切。債券」を中途換金する場合、売却時の市場金利や発行会社の財務状況等の影響を受けて、債券価格も変動しているため、投資元本や額面価格を割り込んでしまうこともあります。
4.は、不適切。債券の取引は、証券取引所で売買する取引所取引と、証券会社自らが売買の相手方となる店頭取引があり、日本では、債券取引の大部分は店頭取引です(外国債券の取引も同様)。
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