第5問 2016年9月実技損保顧客資産相談業務
第5問 問題文
非上場の同族会社であるＸ株式会社（以下、「Ｘ社」という）の代表取締役社長であったＡさんは、平成28年８月５日に病気により75歳で死亡した。Ａさんが保有していたＸ社株式（発行済株式総数のすべて）は後継者である長男Ｃさんが相続により取得した。
Ａさんの親族関係図等は、以下のとおりである。なお、二男Ｄさんは、Ａさんの相続開始前に死亡している。 
第5問 資料
＜各人が取得した相続財産（みなし相続財産を含む）＞
（１）妻Ｂさん（72歳）
現金および預貯金 ：3,000万円
自宅（敷地400㎡）：1,000万円
（「小規模宅地等についての相続税の課税価格の計算の特例」適用後）
自宅（建物） ：1,000万円
（固定資産税評価額）
死亡退職金 ：5,000万円
（２）長男Ｃさん（48歳）
現金および預貯金 ：5,000万円
死亡保険金 ：3,000万円
（契約者（＝保険料負担者）・被保険者はＡさん、死亡保険金受取人は長男Ｃさん）
Ｘ社株式 ：１億6,000万円
（相続税評価額）
※相続税におけるＸ社株式の評価上の規模区分は「大会社」であり、特定の評価会社には該当しない。
（３）孫Ｅさん（21歳）
現金および預貯金 ：1,000万円
（４）孫Ｆさん（18歳）
現金および預貯金 ：1,000万円
※上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。
問12
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