問22 2016年9月学科
問22 問題文択一問題
銀行等の金融機関で取り扱う預金商品の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
1.期日指定定期預金は、据置期間経過後は最長預入期日までの任意の日を満期日として指定することができる。
2.オプション取引などのデリバティブを組み込んだ仕組み預金は、一般に、預金者の判断によって満期日を延長できる。
3.貯蓄預金は、公共料金などの自動支払口座や、給与や年金などの自動受取口座として利用することができる。
4.大口定期預金は、変動金利型の預金であり、預入金額1,000万円以上で設定が可能である。
問22 解答・解説
預貯金に関する問題です。
1.は、適切。期日指定定期預金は、据置期間である1年経過後から、最長預入期日までの任意の日を満期日として指定できます。
2.は、不適切。仕組預金は、通常の預金よりも高金利なものの、預入期間の短縮・延長の決定権を銀行がもっている金融商品で、原則として、中途解約できず、満期日も預金者の判断では短縮・延長できません(やむを得ないものとして銀行が中途解約に応じた場合、元本割れする可能性がある)。
3.は、不適切。貯蓄預金は、普通預金同様いつでも入出金可能で、基準残高額以上なら金利が優遇されます。
ただし、給与や年金等の受取口座や、公共料金等の支払口座に指定できません。
4.は、不適切。大口定期預金は、通常預入金額1,000万円以上から利用できる、預入期間1ヶ月以上から指定可能な固定金利商品です。
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