問13 2016年5月学科
問13 問題文択一問題
生命保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。なお、特約は考慮しないものとする。
1.養老保険の満期保険金は、死亡保険金、高度障害保険金と同額である。
2.終身保険の保険料の払込方法には、有期払込、終身払込、一時払いがある。
3.収入保障保険(定額型)では、保険金を一時金で受け取る場合の金額は、年金形式で受け取る場合の受取総額よりも少なくなる。
4.こども保険は、被保険者である子が死亡した場合だけでなく、契約者が死亡した場合でも死亡給付金を受け取ることができる。
問13 解答・解説
生命保険の商品性に関する問題です。
1.は、適切。養老保険は、保険期間中に被保険者が死亡したり高度障害状態になると死亡・高度障害保険金、保険期間満了まで生存すると満期保険金が支払われますが、保険金は同額です。
2.は、適切。終身保険には、有期払込み(保険料払込が60歳や65歳等で満了)、終身払込み(払込みが一生涯続く)、一時払い(契約時に支払完了)があります(いずれも保障は一生涯)。
有期払込みは高齢になってからは保険料不要ですが、月々の保険料は高くなります。また、一時払いは最初に高額の保険料を用意する必要がありますが、月払いよりも支払保険料の総額は安く済みます。
3.は、適切。収入保障保険(生活保障保険)では、死亡保険金を受け取る際、年金形式・一時金のどちらかを選択出来ますが、一時金で受け取る場合、将来発生する利子分を割り引いた額になるため、年金形式より受取額が少なくなります。
4.は、不適切。学資保険(こども保険)の契約者が死亡した場合、それ以降の保険料払込が免除され、学資祝金や満期祝金を受け取ることができますが、被保険者である子どもが死亡した場合には、死亡保険金が保険金受取人に支払われ、保険契約は消滅します。
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