第5問 2016年1月実技個人資産相談業務
第5問 問題文
Aさんは平成28年3月に78歳になるが、先日、友人が急逝したのを機に自身の相続について考えるようになった。Aさんは、妻Bさん(75歳)および長女Cさん(54歳)の家族とともに暮らしており、孫Fさん(18歳)とは普通養子縁組を行っている。Aさんは、平成26年に二女Dさん(50歳)に対し住宅取得資金として現金1,000万円の贈与を行っており、二女Dさんは、その全額について直系尊属から住宅取得等資金の贈与を受けた場合の贈与税の非課税制度の適用を受けている。
Aさんの親族関係図および主な財産の状況等は、以下のとおりである。
第5問 資料
〈Aさんの親族関係図〉
〈Aさんの主な財産の状況〉
・預貯金 : 5,000万円
・有価証券(上場株式) : 1億円
・自宅の敷地(360u) :1億8,000万円(「小規模宅地等についての相続税の課税価格の計算の特例」適用前の相続税評価額)
・自宅の家屋 : 2,000万円(相続税評価額)
〈Aさんが加入している生命保険に関する資料〉
保険の種類 :終身保険
契約者(=保険料負担者)・被保険者 :Aさん
死亡保険金受取人 :妻Bさん
死亡保険金額 :2,500万円
※上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。
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