問54 2016年1月学科
問54 問題文択一問題
相続人が下記の(ア)〜(ウ)のとおりである場合において、それぞれの配偶者の法定相続分の組み合わせとして、正しいものはどれか。
(ア)相続人が被相続人の配偶者、長男、長女の合計3人の場合
(イ)相続人が被相続人の配偶者、父、母の合計3人の場合
(ウ)相続人が被相続人の配偶者、兄、姉の合計3人の場合
1.(ア)1/2 (イ)1/3 (ウ)1/3
2.(ア)1/2 (イ)2/3 (ウ)3/4
3.(ア)1/3 (イ)2/3 (ウ)1/3
4.(ア)1/3 (イ)1/3 (ウ)3/4
問54 解答・解説
法定相続分に関する問題です。
(ア)のように、配偶者と子が相続人のとき、配偶者の相続分は2分の1、子の相続分は2分の1(子の人数分で分割)ですから、配偶者の相続分は2分の1、長男・長女の相続分は、4分の1(2分の1の半分ずつ)となります。
(イ)のように、相続人が配偶者と直系尊属(父母・祖父母)の場合、法定相続分は配偶者が3分の2、直系尊属(父母・祖父母)が3分の1です。よって、配偶者の相続分は3分の2、父・母の相続分は、6分の1(3分の1の半分ずつ)となります。
(ウ)のように、兄弟姉妹と配偶者が相続人の場合、法定相続分は、配偶者が4分の3、兄弟姉妹が4分の1となります。よって、配偶者の相続分は4分の3、兄・姉の相続分は、8分の1(4分の1の半分ずつ)となります。
以上により正解は、2.(ア)1/2 (イ)2/3 (ウ)3/4
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