問15 2015年10月実技中小事業主資産相談業務

問15 問題文と解答・解説

問15 問題文

X社の自己株式の買取りに関する以下の文章の空欄(1)〜(3)に入る最も適切な語句を、下記の〈語句群〉のイ〜リのなかから選び、その記号を解答用紙に記入しなさい。

X社がAさんの弟DさんからX社株式を買い取るためには、特定の株主からの取得となるため、X社の株主総会の( 1 )が必要となる。( 1 )とは、原則として、総株主の議決権の( 2 )に当たる株式を有する株主が株主総会に出席し、その出席株主の議決権の( 3 )以上に当たる多数をもって行われる決議である。ただし、株式を売却する株主は株式の取得の決議に関して特別の利害関係を有するため、Dさんは、原則としてこの株主総会において議決権を行使することができない。したがって、X社の場合、Aさんが賛成すれば、X社はDさん所有の株式を適法に買い取ることができる。

〈語句群〉
イ.普通決議  ロ.特別決議  ハ.特殊決議  ニ.過半数
ホ.3分の1  ヘ.3分の2  ト.4分の3  チ.5分の3
リ.5分の4

ページトップへ戻る
   

問15 解答・解説

金庫株に関する問題です。

株式を発行した会社自身が、その自己株式を取得する場合(金庫株)、取得する株式数や取得代金等に関する株主総会の決議さえあれば、いつでも、何度でも取得可能です。

ただし、特定の者から買い受ける場合には、株主総会の特別決議が必要であり、取得額は分配可能額の範囲内という制限があります。

また、特別決議は議決権を行使可能な株主の議決権の過半数を定足数とし、出席株主の議決権の3分の2以上により決議します。
なお、株式の売主は原則として議決権を行使できません

以上により正解は、(1)ロ.特別決議  (2) ニ.過半数  (3) ヘ.3分の2

問14             目次に戻る

  ●無料アプリ版公開中。
  ●学科も実技も完全無料!

  

  ●広告無しの有料版。
  ●広告無しで集中学習!

  

ページトップへ戻る

関連・類似の過去問

この問題と似ている問題を検索してみよう!「検索」ボタンをクリック!

Yahoo! JAPAN

  • このサイト内を検索
ページトップへ戻る

FP対策講座

<FP対策通信講座>

●LECのFP通信講座 ⇒ FP(ファイナンシャル・プランナー)サイトはこちら

●日本FP協会認定教育機関のWEB講座 ⇒ 2級FP技能士 (資格対策ドットコム)

●通勤中に音声学習するなら ⇒ FP 通勤講座

●社労士・宅建・中小企業診断士等も受けるなら ⇒ 月額定額サービス【ウケホーダイ】

ページトップへ戻る

Sponsored Link

実施サービス

Sponsored Link

メインメニュー

Sponsored Link

サイト内検索

Copyright(C) 2級FP過去問解説 All Rights Reserved.