第2問 2015年10月実技中小事業主資産相談業務
第2問 問題文
Ａさん（55歳）は、今年11月に満期を迎える定期預金1,000万円の運用方法について検討している。Ａさんは、自宅マンションの住宅ローンをすでに完済しており、その他の負債はなく、貯蓄にも余裕があるため、満期金については積極的に運用したいと考えている。
Ａさんは、最近、友人が「非課税口座内の少額上場株式等に係る配当所得及び譲渡所得等の非課税措置」（以下、当該非課税措置を「ＮＩＳＡ」といい、当該非課税口座を「ＮＩＳＡ口座」という）を利用して株式投資を始めたことを聞き、ＮＩＳＡに興味を持っている。また、友人が購入した上場企業Ｘ社の株式と上場企業Ｙ社の社債の購入を検討し、Ｘ社については財務データを入手したが、投資すべきかどうか判断がつかない。
そこで、Ａさんは、ファイナンシャル・プランナーのＭさんに相談することにした。Ｘ社の財務データ等とＹ社社債の条件は、以下のとおりである。
第2問 資料
〈Ｘ社の財務データ等〉
総資産 ：5,000億円
自己資本（純資産）：2,000億円
当期純利益 ：125億円
配当金（年間） ：１株当たり20円
発行済株式総数 ：２億5,000万株
株価 ：1,000円
〈Ｙ社社債の条件〉
購入価格 ： 額面100円当たり101.50円
表面利率 ： 1.20％
※上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。
問3
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