問23 2015年10月学科
問23 問題文択一問題
MMF、MRF、ETF(上場投資信託)に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
1.MMFは、投資信託協会の規則によって公社債やコマーシャル・ペーパーなどに投資対象が制限されており、元本割れのリスクがない。
2.MRFは、株式や投資信託などの購入等に利用される証券総合口座用の投資信託であり、日々決算型の公社債投資信託の1つである。
3.ETFは、上場株式と同様に、投資家が金融商品取引業者に注文を委託して金融商品取引所で売買することができる。
4.国内で設定されたETFには、東証株価指数(TOPIX)などの株価指数に連動するものや、商品指数に連動するものもある。
問23 解答・解説
投資信託の分類に関する問題です。
1.は、不適切。MMFは、高格付けの国債・地方債・社債・コマーシャルペーパーなどを投資対象とする公社債投資信託で、安全性の高い金融商品ですが、元本保証は無く、確率は少ないものの元本割れとなるリスクはあります。
2.は、適切。MRF(マネー・リザーブ・ファンド)は、いわゆる追加型公社債投資信託の1つで、流動性・安全性が高い短期公社債などが運用対象です。株式投資のために証券会社の口座に入金すると、自動的にMRFに投資したことになります。購入単位は1円以上1円単位で、いつでも手数料なしで購入・解約できるほか、毎日決算を行い、月末残高に対して、収益分配金から税金を差し引いた金額を自動的に再投資します。
3.は、適切。上場投資信託(ETF)は、証券取引所に上場された投資信託で、通常の株式と同様に、全国の証券会社を通じて市場価格で購入・売却できます。
4.は、適切。上場投資信託(ETF)は、TOPIXや日経225等の株価指数に連動するもの以外にも、原油や金、農産物等の商品指数に連動するものがあります。
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