問18 2015年10月学科
問18 問題文択一問題
傷害保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。なお、特約は付帯していないものとする。
1.普通傷害保険では、地震、噴火またはこれらによる津波を原因とする傷害も保険金支払いの対象となる。
2.国内旅行傷害保険では、国内旅行中の細菌性食中毒も補償の対象となる。
3.所得補償保険では、国外で被ったケガが原因で就労不能となった場合も保険金支払いの対象となる。
4.家族傷害保険では、被保険者本人(記名被保険者)およびその配偶者と生計を共にする別居の未婚の子も被保険者となり得る。
問18 解答・解説
損害保険による個人のリスク管理に関する問題です。
1.は、不適切。普通傷害保険は、国内外を問わず、旅行中を含めた日常生活での怪我などを補償する保険ですので、地震や噴火等によるケガは補償対象外です(ただし、特約で補償対象となる場合もあります)。
2.は、適切。国内旅行傷害保険は、国内旅行中の怪我のほか、通常の傷害保険では補償されないO-157などの細菌性食中毒も補償対象です。ただし、虫垂炎(盲腸)は、対象外となります。
3.は、適切。所得補償保険は、病気やケガで就業不能となった場合、保険金として設定した一定金額を月額で受け取れる保険ですが、国内外・日常生活・業務中・旅行等に関わらず、補償対象です。
4.は、適切。家族傷害保険は、本人・配偶者・その他の親族が補償対象ですが、その他親族には同居親族、別居の未婚の子(いずれも本人または配偶者と同一生計)が含まれます。
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