問53 2015年9月学科
問53 問題文択一問題
下記<Aさんの親族関係図>に基づく被相続人Aさんの相続人に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
<Aさんの親族関係図>
1.Cさんが相続の放棄をした場合、FさんがCさんを代襲して相続人となる。
2.Cさんが欠格事由に該当して相続権を失った場合、FさんがCさんを代襲して相続人となる。
3.BさんがAさんの相続開始前にすでに死亡していた場合、MさんがBさんを代襲して相続人となる。
4.DさんがAさんの相続開始前にすでに死亡していた場合、GさんがDさんを代襲して相続人となる。
問53 解答・解説
法定相続人に関する問題です。
1.は、不適切。相続放棄すると、「初めから相続人とならなかったもの」としてみなされるため、相続放棄した人に子供がいる場合でも、その子供が代襲相続人にはなりません。
2.は、適切。代襲相続は、相続人が、相続前に死亡していた場合、相続に関して不正行為をした場合(相続欠格)、被相続人への虐待や重大な侮辱があった場合(相続人の廃除)に行われますので、不正行為で相続人の欠格事由に該当した場合、不正行為をした本人は相続権を失いますが、その直系卑属が代襲相続することになります。
3.は、不適切。被相続人が死亡するよりも先に相続人が死亡した場合、その相続人の直系卑属が代襲相続人として、相続人に代わって相続します(Mさんは相続人Bさんの兄弟姉妹ですので、代襲相続しません)。
4.は、不適切。被相続人が死亡するよりも先に相続人が死亡した場合、その相続人の直系卑属が代襲相続人として、相続人に代わって相続します(Gさんは相続人Dさんの配偶者ですので、代襲相続しません)。
関連・類似の過去問
この問題と似ている問題を検索してみよう!「検索」ボタンをクリック!
FP対策講座
<FP対策通信講座>
●LECのFP通信講座 ⇒ FP(ファイナンシャル・プランナー)サイトはこちら
●日本FP協会認定教育機関のWEB講座 ⇒ 2級FP技能士 (資格対策ドットコム)
●通勤中に音声学習するなら ⇒ FP 通勤講座
●社労士・宅建・中小企業診断士等も受けるなら ⇒ 月額定額サービス【ウケホーダイ】