問21 2015年9月学科

問21 問題文と解答・解説

問21 問題文択一問題

各種投資信託の特徴に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

1.公社債投資信託は、信託財産に株式を一切組み入れることができない。

2.外貨建てMMFは、分配金が運用実績によって毎日計算され、毎年末(最終取引日)に再投資される。

3.ブル型ファンドは、ベンチマークとするインデックスと逆に変動することを目指して運用するタイプの投資信託である。

4.公募のファンド・オブ・ファンズは、投資信託のほかに、株式の個別銘柄、CP(コマーシャルペーパー)および短期社債等に投資することができる。

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問21 解答・解説

投資信託の分類に関する問題です。

1.は、適切。公社債投資信託は、株式を全く組み入れることができない投資信託で、運用対象が公社債等に限定されているのに対し、株式投資信託は、約款上運用対象に株式を組み入れることができる投資信託のことで、公社債や短期金融商品を中心に運用していても、株式が少しでも組み入れられていれば、株式投資信託となります。

2.は、不適切。外貨建てMMFは、MMF同様日々決算され、分配金は毎月末に再投資されます。

3.は、不適切。先物やオプションといったデリバティブ(金融派生商品)で運用する派生商品型の投資信託のうち、ブル型は、ベンチマークが上昇すると基準価額がベンチマーク以上に上昇し、ベア型は、ベンチマークが下落すると基準価額が上昇するように設計されています。
つまり、ブル型(牛が角を突き上げる様子に由来)は、市場が上昇しているときに更に収益が上がる商品で、ベア型(熊が爪を振り下ろす様子に由来)は、市場が下落していても収益が上がる商品ということです(逆に市場上昇時には損失が発生)。

4.は、不適切。ファンド・オブ・ファンズは、要するに「投資信託に投資する投資信託」で、投資対象や運用スタイル等が異なる、複数の投資信託に分散投資する投資信託です。よって、原則として個別株・CP・短期社債等には投資できません
予算上たくさんの投信に投資できない人でも、実質的に世界各地や様々な金融商品の投資信託に小口で投資できるメリットがあります。

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