問16 2015年9月学科

問16 問題文と解答・解説

問16 問題文択一問題

傷害保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

1.普通傷害保険は、被保険者の就業中に生じた事故による傷害は補償の対象とならない。

2.家族傷害保険は、保険契約締結時における所定の範囲の親族が被保険者となり、保険契約締結後に記名被保険者に誕生した子は被保険者とならない。

3.交通事故傷害保険は、自動車や自転車などの交通事故による傷害のほか、エレベーターやエスカレーターの搭乗中に生じた事故による傷害も補償の対象となる。

4.国内旅行傷害保険では、国内旅行中にかかった細菌性食中毒は補償の対象とならない。

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問16 解答・解説

損害保険による個人のリスク管理に関する問題です。

1.は、不適切。普通傷害保険は、出張先等の、業務中の怪我も補償対象です。

2.は、不適切。家族傷害保険は、本人・配偶者・その他の親族が補償対象ですが、その他親族には同居親族、別居の未婚の子(いずれも本人または配偶者と同一生計)が含まれます。よって、保険期間中に被保険者に子供が生まれた場合、同一生計であれば、特に手続きなく自動的に補償対象となります。

3.は、適切。交通事故傷害保険は、電車・飛行機・自動車などさまざまな乗り物に搭乗中の事故による傷害を補償する保険で、「乗り物」にはエレベーターやエスカレーター等も含みます

4.は、不適切。国内旅行傷害保険は、国内旅行中の怪我のほか、通常の傷害保険では補償されないO-157などの細菌性食中毒も補償対象です。ただし、虫垂炎(盲腸)は、対象外となります。

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