問36 2015年5月実技資産設計提案業務
問36 問題文
下記<資料>は、和男さんおよび工藤商店のSD銀行における金融資産(時価)の一覧である。仮に平成27年6月にSD銀行(日本国内にある普通銀行)が破綻した場合、和男さんおよび工藤商店がSD銀行に保有している金融資産のうち、預金保険制度によって保護される金額の上限額として、正しいものはどれか。なお、預金利息については考慮しないこととする。また、和男さんおよび工藤商店はSD銀行からの借入れはないものとする。
<資料>
[和男さん名義]
普通預金: 60万円(決済用預金ではない)
定期預金:250万円
外貨預金:300万円
[工藤商店名義]
当座預金:120万円
定期預金:340万円
1.310万円
2.430万円
3.770万円
4.1,000万円
問36 解答・解説
預金保険制度に関する問題です。
銀行が破綻した場合、預金保険制度により、預金者1人当たり元本1,000万円までとその利息等が保護されます(利息のつかない決済用預金は全額保護)。
また、金融機関の破綻時、個人事業主の預金は、事業用と事業用以外は、同じ人の預金とされます(名寄せ)ので、預金保険で保護されるのは、合計して元本1,000万円までとその利息等となります(事業用と事業用以外で区別されない)。
資料のうち、当座預金は利息のつかない決済用預金ですので、全額保護されます。
また、外貨預金は預金保険制度の対象外です。
よって、元本1,000万円までとなるのは以下の通り。
和男さん:普通預金60万円、定期預金250万円⇒合計310万円
工藤商店:定期預金340万円⇒合計340万円
総計 :310万円+340万円=650万円
従って、預金保険制度で保護される金額(最大金額)は、
650万円+当座預金120万円=770万円
従って正解は、3. 770万円
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