問34 2015年5月実技資産設計提案業務
問34 問題文
富士雄さんは、自分や家族に介護が必要になった場合に備えて、公的介護保険の仕組みについて詳しく知りたいと思い、FPの香川さんに質問をした。公的介護保険に関する下表の空欄(ア)〜(ウ)にあてはまる語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
1.(ア)都道府県 (イ)60歳 (ウ)主治医
2.(ア)市町村および特別区 (イ)65歳 (ウ)主治医
3.(ア)市町村および特別区 (イ)60歳 (ウ)地域包括支援センター
4.(ア)都道府県 (イ)65歳 (ウ)地域包括支援センター
問34 解答・解説
公的介護保険に関する問題です。
公的介護保険の保険者は、市町村や特別区で、要介護・要支援の認定や介護保険被保険者証の交付を行います。
また、公的介護保険の被保険者は、65歳以上の第1号被保険者と、40歳以上65歳未満の第2号被保険者で、第2号被保険者は、保険者から特定疾病による要介護状態または要支援状態と認定された場合に、保険給付を受けられます。
つまり、若いうちはアルツハイマーなどの特定の病気が原因でないと介護保険は利用できないわけです。
なお、要介護・要支援の認定には、家族の状況や本人の日常生活の様子等を調査する認定調査と主治医による意見書が必要です。
従って正解は、2.(ア)市町村および特別区 (イ)65歳 (ウ)主治医
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