問30 2015年5月実技資産設計提案業務

問30 問題文と解答・解説

問30 問題文

FPの香川さんは、住宅ローンの繰上げ返済について富士雄さんから質問を受け、イメージ図を使ってその仕組みを説明した。富士雄さんの住宅ローンの一部を「期間短縮型」で繰上げ返済した場合のイメージ図として、最も適切なものはどれか。なお、繰上げ返済は元金部分に充当するものとし、図の網掛け部分は繰上げ返済する元金部分を、網掛け部分は軽減される利息部分をそれぞれ表示している。


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問30 解答・解説

住宅ローンの繰上げ返済に関する問題です。

住宅ローンの繰上げ返済方法には、期間短縮型と返済額軽減型の二つがあり、期間短縮型は、毎月の返済額はそのままで、住宅ローンの返済期間を短くする返済方法です。

本問のイメージ図のうち、2と3は、元金と利息を合わせた毎月の返済額が一定である、元利均等返済のイメージ図で、1と4は、元金部分の返済額が一定で、利息を合わせた毎月の返済額が段々減っていく、元金均等返済のイメージ図です。

設例より、富士雄さんの住宅ローンは「元利均等返済」ですから、1と4は不適切。
2は、網掛け部分を繰り上げ返済することで、それ以降の返済期間が短くなっており、期間短縮型です。
3は、網掛け部分を繰り上げ返済することで、それ以降の毎月の返済額が少なくなっているため、返済額軽減型と考えることができます。

よって、正解は 2.

問29             問31

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