問10 2015年5月実技資産設計提案業務
問10 問題文
不動産取得税に関する次の記述の空欄(ア)〜(エ)にあてはまる語句または数値の組み合わせとして、正しいものはどれか。なお、本問における新築住宅は、認定長期優良住宅には該当しないものとする。
・不動産(土地、家屋)の所有権を取得した者に対して、その不動産のある( ア )が課税する。
・相続による取得の場合、課税の対象と( イ )。
・課税標準は、原則として( ウ )である。
・一定の条件を満たした新築住宅の場合、( ウ )から( エ )万円を控除することができる。
1.(ア)都道府県 (イ)なる (ウ)相続税評価額 (エ)1,500
2.(ア)都道府県 (イ)ならない (ウ)固定資産税評価額 (エ)1,200
3.(ア)市町村 (イ)なる (ウ)相続税評価額 (エ)1,200
4.(ア)市町村 (イ)ならない (ウ)固定資産税評価額 (エ)1,500
問10 解答・解説
不動産の取得に係る税金に関する問題です。
不動産取得税は、不動産を取得した者に対して、その不動産がある都道府県が課税する地方税で、課税標準は市区町村の固定資産課税台帳に登録された固定資産税評価額です。
ただし、個人が相続により不動産を取得した場合、不動産取得税は課税されません(相続税の課税対象)。
また、不動産取得税について、新築住宅を取得(増改築を含む)する場合、床面積が50u以上240u以下(貸家の場合40u以上)の住宅(特例適用住宅)であれば、1戸につき1,200万円を課税標準から控除することができます。
(床面積の判定は、独立した区画ごとに行うため、マンション等の場合は1住戸ごとに適用されます)
以上により正解は、2.(ア)都道府県 (イ)ならない (ウ)固定資産税評価額 (エ)1,200
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