問3 2015年5月実技資産設計提案業務

問3 問題文と解答・解説

問3 問題文

下記<資料>は、MX銀行が行っている円定期預金と投資信託をセットにしたキャンペーン広告(抜粋)である。佐野さんがこのキャンペーンを利用し、購入時手数料(税込み)3.24%の公募株式投資信託を50万円分購入し、併せて円定期預金を50万円分預け入れた場合に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。なお、円定期預金の受取利息の計算に当たっては、3ヵ月は90日とし、復興特別所得税は考慮せず、計算過程で円未満を切り捨てること。

<資料>


1.このキャンペーンを利用すると、100万円が預金保険制度の対象になる。

2.MMF(マネー・マネージメント・ファンド)は、このキャンペーンの対象になる。

3.円定期預金の満期時の税引後の受取利息は、20,000円である。

4.公募株式投資信託の購入時手数料(税込み)は、16,200円である。

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問3 解答・解説

投資信託の購入手数料等に関する問題です。

1.は、不適切。一般預金(通常の定期預金や普通預金)は、金融機関ごとに預金者1人当たり元本1,000万円までとその利息等が、預金保険制度の保護対象です。
しかし、銀行は投資者保護基金に加入していないため、銀行で購入した投資信託は、投資者保護基金の保護対象ではありませんが、投信信託は預金ではないため、預金保険の保護対象でもありません。
従って本問の場合、預金保険の対象は円定期預金50万円とその利息のみです。

2.は、不適切。本問のキャンペーンは株式投資信託が対象ですが、MMFの投資対象には、株式は全く組み入れられません(中長期の公社債が中心とする公社債投資信託)ので、対象外です。

3.は、不適切。円定期預金の税引後利率は年4.0%で3ヶ月(90日)満期ですから、90日分の利息は年利の365分の90です。
よって、3ヶ月分の利息=50万円×4.0%×90/365=4931.50≒4,931円 です(円未満切捨て)。

4.は、適切。本問の投信は、「購入時手数料が、ご購入代金の外枠でかかります。」とありますので、投信本体の代金に加えて、購入手数料を銀行に支払う必要があります。
「購入時手数料(税込み)3.24%」とあるため、50万円×3.24%=16,200円 です。

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