問2 2015年5月実技資産設計提案業務
問2 問題文
ファイナンシャル・プランニング・プロセスの順序に従い、次の(ア)〜(カ)を6つのステップの順番に並べ替えたとき、その中で4番目(ステップ4)となるものとして、最も適切なものはどれか。その記号を解答欄に記入しなさい。
(ア)面談やヒアリングシートから、顧客や家族の情報、財政的な情報を確認する。
(イ)顧客が実際に行う不動産の売却や金融商品購入等の実行支援を行う。
(ウ)ファイナンシャル・プランニングで行うサービス内容、費用等について説明を行う。
(エ)キャッシュフロー表などを作成して、顧客の財政状況の予測等を行う。
(オ)顧客の目標を達成するためのプランを検討し、顧客への提案を行う。
(カ)顧客の家族構成などの環境の変化等に応じて、定期的にプランの見直しを行う。
問2 解答・解説
ファイナンシャル・プランニング・プロセスに関する問題です。
プランニングは、以下の6つのステップで行うこととされています。
Step1. 顧客との関係確立 ……………… 例:顧客とFPの責任の明確化
Step2. 顧客データの収集 ……………… 例:ヒアリング等の調査
Step3. 顧客の財務状況の分析と評価 … 例:キャッシュフロー分析等の現状分析
Step4. プランの検討・作成と提示 …… 例:提案書の作成・提示
Step5. プランの実行援助 ……………… 例:金融商品購入や不動産売却等の実行支援
Step6. 定期的な見直し ………………… 例:ライフステージ毎の保険相談等
従って、(ア)「面談やヒアリングシートから、顧客や家族の情報、財政的な情報を確認」はStep2、(イ)「不動産の売却や金融商品購入等の実行支援」はStep5、(ウ)「ファイナンシャル・プランニングで行うサービス内容、費用等について説明」はStep1、(エ)「キャッシュフロー表などを作成して、顧客の財政状況の予測等」はStep3、(オ)「プランを検討し、顧客への提案」はStep4、(カ)「環境の変化等に応じて、定期的にプランの見直し」はStep6となります。
よって(ア)〜(カ)の順番は、(ウ)→(ア)→(エ)→(オ)→(イ)→(カ)
従って正解(4番目)は、(オ)「顧客の目標を達成するためのプランを検討し、顧客への提案を行う。」
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