問8 2015年5月学科
問8 問題文択一問題
中小企業退職金共済、小規模企業共済および国民年金基金に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
1.中小企業退職金共済の掛金月額は、被共済者1人当たり6万8,000円が上限となっている。
2.小規模企業共済に新たに加入する事業主は、加入後4ヵ月目から1年間にわたり、国から掛金月額の2分の1相当額の助成を受けることができる。
3.国民年金基金には、国民年金の第1号被保険者および第3号被保険者が加入することができる。
4.国民年金基金への加入は口数制となっており、1口目は終身年金、2口目以降は終身年金または確定年金から加入者が選択する。
問8 解答・解説
中退共、小規模企業共済、国民年金基金に関する問題です。
1.は、不適切。中退共の掛金は、従業員1人につき月額5,000円以上30,000円以下の16種類(パートタイマーなどの短時間労働者の場合は2,000円以上4,000円以下の3種類)の範囲内で、事業主はその中から従業員ごとに任意に選択できます。
2.は、不適切。新たに中小企業退職金共済制度に加入する場合、事業主には加入後4ヶ月目から1年間、国から掛金月額の2分の1(従業員ごとに上限5,000円)を助成してもらえますが、小規模企業共済にはこのような助成はありません。
3.は、不適切。国民年金基金は、国民年金の第1号被保険者の老齢基礎年金に上乗せ支給するものですので、第2号被保険者や第3号被保険者は加入できません。
4.は、適切。国民年金基金の1口目は必ず終身年金(65歳から支給)となり、2口目以降は終身年金か確定年金かを選択できます。
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