問7 2015年5月学科

問7 問題文と解答・解説

問7 問題文択一問題

厚生年金基金に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1.厚生年金基金の老齢給付のうち、代行部分は終身年金として受け取ることになるが、加算部分は基金ごとの規約により一時金で受け取ることも可能である。

2.平成26年4月1日以降、厚生年金基金の新規設立は認められない。

3.加入員が負担した厚生年金基金の掛金は、その全額が所得税における社会保険料控除の対象となる。

4.厚生年金基金の老齢給付の支給開始年齢は、加入員の生年月日にかかわらず、一律60歳とされている。

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問7 解答・解説

厚生年金基金に関する問題です。

1.は、適切。厚生年金基金では、報酬比例部分の年金の一部を基金が国に代わって運用(代行)している場合があり、代行部分は通常の厚生年金同様に終身年金として受け取りますが、基金独自の加算部分の年金については、各基金の規約により一時金での受け取りも可能です。

2.は、適切。平成25年の法改正に伴い、厚生年金基金の新規設立は平成26年4月1日以降認められなくなりました(運用実績の悪化や積立不足により財務が悪化した基金が多くなったため)。

3.は、適切。厚生年金基金の掛金のうち、加入者負担分は全額が所得税の社会保険料控除の対象です(事業主負担分は全額損金または必要経費に算入されます)。

4.は、不適切。老齢厚生年金の支給開始年齢の引き上げに伴い、厚生年金基金も支給開始年齢が引き上げられ、加入者の生年月日に応じて、60〜65歳が支給開始年齢となります。

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