問8 2014年9月実技中小事業主資産相談業務
問8 問題文
《設例》の貸借対照表から算出されるX社の(1)固定比率と(2)自己資本比率をそれぞれ求めなさい。なお,自己資本の額は,純資産の額と同額であるものとする。〈答〉は表示単位における小数点以下第3位を四捨五入すること(計算過程の記載は不要)。
問8 解答・解説
固定比率と自己資本比率に関する問題です。
固定比率は、設備投資等の固定資産への投資が、自己資本でどの程度賄われているかを判断する指標です。
計算式:固定比率(%)=固定資産÷自己資本×100
このうち、自己資本は純資産から少数株主持分と新株予約権を差し引いたものですが、本問では少数株主持分の記載がないため、単純に貸借対照表の値を当てはめて計算します。
よってX社の固定比率=固定資産合計75,800÷純資産77,600×100
=97.680…≒97.68%
次に、自己資本比率は、総資産に対する自己資本の割合です。
計算式:自己資本比率=自己資本÷総資産×100
よってX社の自己資本比率=純資産77,600÷総資産232,000×100
=33.448…≒33.45%
以上により正解は、(1) 97.68(%) (2)33.45(%)
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