問14 2014年5月実技資産設計提案業務

問14 問題文と解答・解説

問14 問題文

広尾さんは、保険価額3,000万円の居住用建物を目的として、保険金額1,500万円の住宅総合保険を契約している。この建物が半焼して1,000万円の損害を受けた場合、支払われる損害保険金の額として、正しいものはどれか。なお、特約は付帯されていないものとする。また、解答に当たっては、下記<資料>に基づくこととする。

<資料>
[住宅総合保険普通保険約款(一部抜粋)]
(損害保険金の支払額)
当会社が損害保険金として支払うべき損害の額は、保険価額によって定めます。
・保険金額が保険価額の80%に相当する額以上のときは、当会社は、保険金額を限度とし、損害の額を損害保険金として、支払います。

・保険金額が保険価額の80%に相当する額より低いときは、当会社は、保険金額を限度とし、次の算式によって算出した額を損害保険金として、支払います。
 損害の額×(保険金額/保険価額の80%に相当する額)=損害保険金の額

1.500万円

2.625万円

3.800万円

4.1,000万円

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問14 解答・解説

一部保険の比例てん補に関する問題です。

損害保険で、保険価額(評価額)が保険金額より大きい保険は一部保険といい、保険金額より小さい保険は超過保険といいます。

<例>ある建物に保険をかける場合
保険価額(評価額):2,000万円
保険金額:1,000万円⇒一部保険(損害が一部分の場合は比例して保険金減額=比例てん補)
保険金額:3,000万円⇒超過保険(保険の上限は実際の損害額まで=実損てん補)

仮に上記2,000万円の建物に1,000万円分の損害が発生した場合、一部保険では1,000万円全額がもらえるわけではなく、保険金額/保険価額=1,000万円/2,000万円=2分の1が削減されます(比例てん補)

本問の場合、保険価額3,000万円の建物に保険金額1,500万円の保険をかけており、一部保険となりますが、支払額は資料の約款によると、「保険金額が保険価額の80%より低いとき」に該当します。
よって、資料の算式に従って計算すると、
保険金額=1,000万円×1,500万円/(3,000万円×80%)=625万円

従って正解は、2. 625万円

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