問6 2014年5月実技資産設計提案業務
問6 問題文
債券の格付けに関する次の記述の空欄(ア)〜(ウ)に入る適切な語句を語群の中から選び、その番号のみを解答欄に記入しなさい。
<参考:一般的な格付けの例>
AAA・・元利金支払いの確実性は最高水準
AA・・・確実性は極めて高い
A・・・・確実性は高い
BBB・・現在十分な確実性があるが、将来環境が大きく変化した場合その影響を受ける可能性がある
BB・・・将来の確実性は不安定
B・・・・確実性に問題がある
CCC・・債務不履行になる可能性がある
CC・・・債務不履行になる可能性は極めて高い
C・・・・債務不履行になる可能性が極めて高く、当面立ち直る見込みがない
D・・・・債務不履行に陥っている
・ 投資適格債の基準になっている格付けは、( ア )以上である。
・ 投機的債券は、通常、( イ )といわれている。
・ 債券の格付けは、債券の( ウ )の判断に用いられる。
<語群>
1.AA格 2.A格 3.BBB格
4.ジャンク債 5.サムライ債 6.劣後債
7.流動性リスク 8.信用リスク 9.為替リスク
問6 解答・解説
債券投資に関する問題です。
債券の格付けは、第三者である格付機関が行っている(例:ムーディーズ、スタンダード&プアーズ)、債券や債券の発行体の信用評価の結果ですので、債券の信用リスク(債務不履行となるリスク)の判断に用いられます。
格付けAAA〜BBBは投資適格とされ、これより下のクラス(BB以下)は投機的、または投資不適格とされます。
なお、投機的債券は、通称「ジャンク債」といわれます(ジャンク=がらくた)。
よって正解は、(ア)3.BBB格 (イ)4.ジャンク債 (ウ)8.信用リスク
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