問12 2014年5月実技個人資産相談業務
問12 問題文
問12 解答・解説
建築面積と延べ面積の上限に関する問題です。
特定行政庁の指定した角地に建築する場合や、防火地域に耐火建築物を建築する場合、 10%の建ぺい率緩和を受けることができます。
よって、甲土地で適用される建ぺい率は、指定60%+緩和分10%=70%となります。
最大建築面積=土地面積×その土地の建ぺい率 ですので、
この土地の最大建築面積=300u×70%=210u
また、容積率は、前面道路の幅が12m未満の場合に、用途地域によって制限されます。
計算式は、
住居系用途地域の場合……前面道路幅×4/10
その他の用途地域の場合…前面道路幅×6/10
この計算式結果と指定容積率を比べて、小さいほうが容積率の上限です。
この土地の前面道路幅は6m、用途地域は第1種住居地域。よって容積率の計算は、
6m×4/10=240% > 指定容積率200%。よってこの土地の容積率は200%
最大延べ面積=土地面積×その土地の容積率 ですので、
この土地の最大延べ面積=300u×200%=600u
以上により正解は、(1) 210 u (2) 600 u
関連・類似の過去問
この問題と似ている問題を検索してみよう!「検索」ボタンをクリック!
FP対策講座
<FP対策通信講座>
●LECのFP通信講座 ⇒ FP(ファイナンシャル・プランナー)サイトはこちら
●日本FP協会認定教育機関のWEB講座 ⇒ 2級FP技能士 (資格対策ドットコム)
●通勤中に音声学習するなら ⇒ FP 通勤講座
●社労士・宅建・中小企業診断士等も受けるなら ⇒ 月額定額サービス【ウケホーダイ】