問54 2014年5月学科
問54 問題文択一問題
遺産分割に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
1.相続人は、相続の開始があったことを知った日の翌日から4ヵ月以内に遺産分割を行わなければならない。
2.遺産の分割について、共同相続人の間で協議が調わない場合、各共同相続人は家庭裁判所に遺産分割の調停を申し立てることができる。
3.遺産分割協議書は、民法で定められた形式に従って作成し、かつ、共同相続人全員が署名・捺印していなければ、無効となる。
4.適法に成立した遺産分割協議については、共同相続人全員の合意があったとしても、当該協議の解除や再分割協議をすることは認められない。
問54 解答・解説
遺産分割に関する問題です。
1.は、不適切。遺産分割に法律上の期限は設けられていないため、遺言で分割が禁止されていなければ、相続人はいつでも分割を請求可能です。
2.は、適切。遺産の分割について、共同相続人の間で協議がまとまらない場合、各共同相続人はそれぞれ家庭裁判所に遺産分割の調停を申し立てることができます。
調停分割は、各共同相続人の申立てに基づき家庭裁判所の調停により分割する方法です。
3.は、不適切。遺産分割協議書には共同相続人全員の署名・捺印が必要ですが、決められた書式はありません。
4.は、不適切。共同相続人全員の合意があれば、成立済みの遺産分割協議の解除や再分割協議が可能です。
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