問37 2014年5月学科
問37 問題文択一問題
下記<X社のデータ>に基づき算出されるX社の法人税の課税所得金額として、正しいものはどれか。なお、記載のない事項については考慮しないものとする。
<X社のデータ>
●当期利益の額:1,000万円
●申告調整事項
益金算入額 : 300万円
益金不算入額: 200万円
損金算入額 : 100万円
損金不算入額: 500万円
1.1,000万円+(200万円+100万円)−(300万円+500万円)= 500万円
2.1,000万円+(300万円−200万円)+(100万円−500万円)= 700万円
3.1,000万円+(200万円−300万円)+(500万円−100万円)=1,300万円
4.1,000万円+(300万円+500万円)−(200万円+100万円)=1,500万円
問37 解答・解説
法人税の仕組みに関する問題です。
法人税法上の課税所得金額は、法人の確定した決算による会計上の当期純利益をもとに、申告調整を行い算出(税法独自の規定によって、益金・損金に算入・不算入とされる項目を加算・減算する)します。
本問の場合、当期利益1,000万円で、申告調整事項の益金算入額300万円と損金不算入額500万円は利益にプラスされ、益金不算入額200万円と損金算入額100万円は利益からマイナスされます。
従って正解は、4.1,000万円+(300万円+500万円)−(200万円+100万円)=1,500万円
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