問11 2014年5月学科

問11 問題文と解答・解説

問11 問題文択一問題

個人年金保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1.変額個人年金保険では、払い込まれた保険料は、年金支払開始時までは特別勘定で運用される。

2.変額個人年金保険では、年金支払開始日前に被保険者が死亡した場合に支払われる死亡給付金の額は、既払込保険料相当額となっている。

3.変額個人年金保険は、保険料を株式や債券などで運用し、その運用の実績によって将来受け取る年金額が増減する。

4.一時払定額個人年金保険(終身年金)の基本年金額について、被保険者が男性の場合と女性の場合を比較すると、被保険者の年齢や保険料等の契約内容が同一である場合、男性の場合の基本年金額の方が高い。

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問11 解答・解説

個人年金に関する問題です。

1.は、適切。変額個人年金では、払い込まれた保険料は、年金支払開始時までは特別勘定(元本や利率の保証無しに運用成績に応じて実績配当)で運用されます。
なお、年金受取開始後は、積立金が一般勘定に移管される(元本・利率の保証有り)のが一般的です(特別勘定での運用を継続するものも有り)。

2.は、不適切。一時払変額個人年金保険の死亡給付金は、一時払い保険料相当額が最低保証されますが、運用実績によってはより高額になる場合もあります。

3.は、適切。変額個人年金保険は、株式や債券などで運用される保険料の運用実績によって年金額や解約返戻金額などが増減します。

4.は、適切。「一時払定額個人年金(終身年金)」を分解すると、まず保険料は「一時払い」、もらえる年金は運用実績で変動しない「定額」、そして死ぬまで年金がもらえる「終身年金」です。
従って、年齢や保険料額といった契約内容が同じの場合、男性より平均余命が長い女性の方が、死亡するまでにより長期間年金をもらえる可能性が高いため、年金額は男性の方が高くなります
(男性の方が先に死亡するため、公平にするために、生存時の年金は高めに設定してあるわけです)

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