問28 2014年1月実技資産設計提案業務

問28 問題文と解答・解説

問28 問題文

FPの大久保さんは、住宅ローンの繰上げ返済について健二さんから質問を受け、下記の<健二さんの償還予定表>を基に期間短縮型の繰上げ返済の仕組みを説明した。24回目の約定返済時に100万円を超えない範囲での最大額を繰上げ返済した場合、この繰上げ返済に関する次の(ア)〜(ウ)の記述のうち、最も適切なものはどれか。その記号を解答欄に記入しなさい。なお、繰上げ返済に伴う手数料等は考慮しないものとする。

<健二さんの償還予定表>


(ア)毎月返済額に910,679円が充当され、それに対応する期間(7ヵ月)が短縮される。

(イ)元金に951,222円が充当され、それに対応する期間(12ヵ月)が短縮される。

(ウ)利息に956,010円が充当され、それに対応する期間(1年7ヵ月)が短縮される。

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問28 解答・解説

住宅ローンの繰上げ返済に関する問題です。

住宅ローンの繰上げ返済方法には、期間短縮型と返済額軽減型の二つがあり、期間短縮型は、毎月の返済額はそのままで、住宅ローンの返済期間を短くする返済方法です。
また、繰上げ返済分は借入元本に充当されます。

資料の償還予定表より、24回目の返済時の借入残高は28,159,146円で、繰上げ返済が100万円だとすると、借入残高は27,159,146円となります。
ここで、37回目の返済時の借入残高が27,127,708円、36回目の返済時の借入残高が27,207,924円ですので、36回目の返済分までの繰上げ返済が、ちょうど「100万円を超えない範囲の繰上げ返済額」ということになるわけです。
※36回目の返済分までを繰上げ返済:28,159,146円−27,207,924円=繰上げ返済額 951,222円
※37回目の返済分までを繰上げ返済:28,159,146円−27,127,708円=繰上げ返済額 1,031,438円

従って、24回目返済時に951,222円を繰上げ返済すると、36回目の返済分までの元本に充当されるため、
繰上げ返済による短縮期間=36回−24回=12回(12ヶ月分)

従って正解は、(イ)元金に951,222円が充当され、それに対応する期間(12ヵ月)が短縮される。

問28-34             問29

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