問2 2014年1月実技資産設計提案業務
問2 問題文
ファイナンシャル・プランニング・プロセスの順序に従い、次の(ア)〜(オ)を作業順に並べ替えたとき、その中で4番目となるものはどれか。その記号を解答欄に記入しなさい。
(ア)顧客のプランを実現するために、金融商品等の購入、相続の準備等の実行支援を行う。
(イ)顧客に対して、ファイナンシャル・プランナーから提供するサービスの内容の説明を行う。
(ウ)顧客の家族の状況等から、キャッシュフロー表等を作成し、顧客の資産および負債の状況を把握する。
(エ)顧客の家族構成や収入・支出情報のほか、顧客の将来の希望等を、面談等によって確認する。
(オ)顧客の資産状況や将来の目標・希望等を踏まえ、提案書を作成する。
問2 解答・解説
ファイナンシャル・プランニング・プロセスに関する問題です。
プランニングは、以下の6つのステップで行うこととされています。
Step1. 顧客との関係確立 ……………… 例:顧客とFPの責任の明確化
Step2. 顧客データの収集 ……………… 例:ヒアリング等の調査
Step3. 顧客の財務状況の分析と評価 … 例:キャッシュフロー分析等の現状分析
Step4. プランの検討・作成と提示 …… 例:提案書の作成・提示
Step5. プランの実行援助 ……………… 例:金融商品購入や不動産売却等の実行支援
Step6. 定期的な見直し ………………… 例:ライフステージ毎の保険相談等
従って、(ア)「金融商品の購入や相続の準備等の実行支援」はStep5、(イ)「提供するサービスの内容の説明」はStep1、(ウ)「キャッシュフロー表等を作成し、顧客の資産および負債の状況を把握」はStep3、(エ)「顧客の家族構成・収入・支出情報、顧客の将来の希望等を、面談等によって確認」はStep2、(オ)「提案書の作成」はStep4、となります。
よって(ア)〜(オ)の順番は、(イ)→(エ)→(ウ)→(オ)→(ア)
従って正解(4番目)は、(オ)「顧客の資産状況や将来の目標・希望等を踏まえ、提案書を作成する。」
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