第5問 2014年1月実技個人資産相談業務
第5問 問題文
Aさん(63歳)は,先日兄Cさんが急逝したことを機に,自身の相続について考えるようになった。Aさんには子がなく,推定相続人は妻Bさん(61歳),姉Dさん(65歳),兄Cさんの子である甥Eさん(40歳)の3人である。Aさんは自身の財産のすべてを妻Bさんに相続させたいと考えており,遺言書の作成を検討している。
第5問 資料
Aさんの親族関係図およびAさんの主な財産の状況は,以下のとおりである。
〈Aさんの親族関係図〉
〈Aさんの主な財産(相続税評価額)〉
預貯金 : 8,000万円
有価証券 : 1億円
自宅の敷地(240u) : 5,000万円
(Aさんおよび妻Bさんが居住の用に供している自宅の敷地たる宅地であり,上記の評価額は「小規模宅地等についての相続税の課税価格の計算の特例」の適用前のものである)
自宅の家屋 : 2,000万円
賃貸アパートの敷地(300u) : 1億円
(Aさんが第三者に賃貸しているアパートの敷地たる宅地であり,上記の評価額は「小規模宅地等についての相続税の課税価格の計算の特例」の適用前のものである)
賃貸アパートの家屋 : 3,000万円
※上記以外の条件は考慮せず,各問に従うこと。
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