問4 2014年1月実技生保顧客資産相談業務
問4 問題文
Aさんは,生命保険の見直しの前提として,Aさん家族に関連する社会保障制度の概要等について確認したいと考えている。Mさんが,Aさんに対して説明した以下の文章の空欄(1)〜(4)に入る最も適切な語句を,下記の〈語句群〉のイ〜ヲのなかから選び,その記号を解答用紙に記入しなさい。
T)「Aさんは,今年の誕生日で40歳となりますので,公的介護保険の( 1 )被保険者資格を取得し,介護保険料を負担することになります」
U)「お母さまは,原則として( 2 )になると,後期高齢者医療制度の被保険者となり,後期高齢者医療制度の保険料を負担することになります」
V)「Aさんが病気やケガで医師の診察などを受けた場合,保険医療機関等の窓口で支払う一部負担金の割合は,原則として,かかった医療費の( 3 )です」
W)「Aさんに支給されている児童手当は,原則として( 4 )に達する日以後の最初の3月31日までの間にある児童が対象となっています」
〈語句群〉
イ.第1号 ロ.第2号 ハ.第3号 ニ.12歳 ホ.15歳 へ.18歳
ト.70歳 チ.75歳 リ.80歳 ヌ.1割 ル.2割 ヲ.3割
問4 解答・解説
介護保険・公的医療保険・児童手当に関する問題です。
T)公的介護保険の被保険者は、65歳以上の第1号被保険者と、40歳以上65歳未満の第2号被保険者に区分されており、介護保険の保険料は、40歳〜64歳までの第2号被保険者の場合、一般保険料額と介護保険料額を合わせた額が、健康保険料として毎月の給与から天引き(特別徴収)されます。
U)後期高齢者医療制度は、75歳以上または65〜74歳で一定の障害の状態にある人が加入対象のため、74歳まで扶養に入っていて保険料負担がなかった人でも、75歳になって後期高齢者医療制度に加入すると、保険料負担が発生します(ただし、世帯の所得が少ない場合や、健康保険の被扶養者だった場合などには保険料の軽減措置があります)。
V)サラリーマンなどの会社員が加入する健康保険や、自営業の人などが加入する国民健康保険では、70歳未満の場合、医療費の自己負担は原則3割です。
W)児童手当の支給対象は、中学校修了前(15歳以後最初の年度末)の児童です(以前の子ども手当は児童手当という呼称に戻り、所得制限も復活しました)。
以上により正解は、(1) ロ.第2号、 (2) チ.75歳、 (3) ヲ.3割、 (4) ホ.15歳
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