問19 2013年9月実技資産設計提案業務

問19 問題文と解答・解説

問19 問題文

下記<資料>の宅地(貸家建付地)について路線価方式により相続税評価を行った場合、相続税評価額の計算式として、正しいものはどれか。



1.200,000円×1.00×300u

2.200,000円×1.00×300u×70%

3.200,000円×1.00×300u×(1−70%)

4.200,000円×1.00×300u×(1−70%×30%×100%)

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問19 解答・解説

路線価方式による不動産評価に関する問題です。

資料の宅地には賃貸マンションが建っていますから、貸家建付地となります。
貸家建付地の評価額=自用地評価額×(1−借地権割合×借家権割合×賃貸割合)
資料より、借地権割合70%、借家権割合は30%、賃貸割合は満室ですから100%です。

また、宅地の自用地評価額=路線価×奥行価格補正率×敷地面積 ですので、
資料の宅地の自用地評価額=200,000円×1.00×300u となります。
(※路線価図の「200C」=200千円/u・借地権割合C)

以上より、
資料の宅地の評価額=200,000円×1.00×300u×(1−70%×30%×100%)
          =200,000円×300u×0.79
          =47,400,000円

従って正解は、4.200,000円×1.00×300u×(1−70%×30%×100%)

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