問5 2013年9月実技資産設計提案業務
問5 問題文
下記<資料>の普通社債(新規発行)に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
<資料/社債発行目論見書の一部>
[MP株式会社普通社債]
発行価格:額面100円につき金100円 表面利率:年0.86%(税引前)
利払日 :毎年3月27日、9月27日 申込期間:平成25年9月18日〜9月26日
払込期日:平成25年9月27日 経過利子の調整額:なし
償還日 :平成30年9月27日 償還金額:額面100円につき金100円
取得格付:BBB(指定格付機関による) 引受会社:MQ証券株式会社
1.この社債を償還日前に換金する場合、受渡代金の計算基準となる債券価格は、その時の市場金利やMP株式会社の財務状況等の影響を受ける。
2.格付けBBBのこの社債は、通常、投機的債券と呼ばれる。
3.万一、MP株式会社が額面分の金額を投資家に償還できない場合には、代わりにMQ証券株式会社が投資家に額面金額の償還をすることを保証している。
4.この社債を額面100万円分保有する投資家が利払日に受け取る1回分の税引前利子は8,600円である。
問5 解答・解説
債券投資に関する問題です。
1.は、適切。社債を中途換金する場合、売却時の市場金利や発行会社の財務状況等の影響を受けて、債券価格も変動しているため、投資元本を割り込んでしまうこともあります。
2.は、不適切。格付けAAA〜BBBは投資適格とされ、これより下のクラス(BB以下)は投機的、または投資不適格とされます。
3.は、不適切。 引受会社とは、証券の公募発行・売り出しの際に、販売を引き受ける証券会社のことですが、投資家への償還を保証しているわけではありません。
4.は、不適切。本問の社債は、利率年0.86%で、利払日が毎年3月と9月の2回あります。よって、1回分の税引前利子は、100万円×0.86%÷2=4,300円となります。
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