問4 2013年9月実技資産設計提案業務
問4 問題文
下記<資料>に関する次の記述の空欄(ア)、(イ)にあてはまる数値または語句の組み合わせとして、正しいものはどれか。なお、(ア)の解答に当たっては、小数点以下第3位を四捨五入すること。
・ A株式会社におけるPER(株価収益率)は、( ア )倍である。
・ A株式会社とB株式会社のうち、企業の資産価値を基準とした場合に、より株価が割安な企業と考えられるのは、( イ )株式会社である。
1.(ア)11.94 (イ)A
2.(ア)11.94 (イ)B
3.(ア)11.67 (イ)A
4.(ア)11.67 (イ)B
問4 解答・解説
投資指標に関する問題です。
PER(株価収益率)とは、現在の株価が1株当たりの当期純利益の何倍かを示すものです。
PER=株価/1株当たり当期純利益=株価/(当期純利益/発行済株式総数)
よって、A社のPER=4,300円÷360円=11.94倍(小数点以下第3位四捨五入)
また、企業の資産価値を基準に株価の割安・割高を判断する指標は、PBR(株価純資産倍率)です。PBR(株価純資産倍率)とは、現在の株価が1株当たりの純資産の何倍かを示すものです。
PBR=株価/1株当たり純資産額=株価/(自己資本/発行済株式総数)
よって、A社のPBR=4,300円÷4,200円=1.02倍(小数点以下第3位四捨五入)
B社のPBR=10,000円÷4,800円=2.08倍(小数点以下第3位四捨五入)
従って、PBRではA社の方が割安です。
以上により正解は、1.(ア)11.94 (イ)A
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