2級FP過去問解説　問25　2013年9月学科

表面利率が１.００％、発行価格が額面１００円当たり９８円、償還年限が１０年の固定利付債券を新規発行時に購入し、３年後に額面１００円当たり１０１円で売却した場合の所有期間利回り（単利・年率）として、正しいものはどれか。なお、手数料、経過利子、税金等については考慮しないものとする。

１．（1.00／100）×100＝1.00（％）

２．（1.00／98）×100≒1.02（％）

３．［｛1.00＋（100−98）／10｝／98］×100≒1.22（％）

４．［｛1.00＋（101−98）／3｝／98］×100≒2.04（％）

債券の利回りに関する問題です。
所有期間利回りとは、既発債を償還期限前に売却した場合の利回りですが、
単利の利回りの計算式は、
利回り(%)＝(１年間の収益合計／投資金額)×100　です。
※1年間の収益＝1年分の利子＋1年当たりの差益

１年分の利子　　：額面100円×1.00％＝1.00円
１年当たりの差益：(売却額101円−購入価格98円)／所有期間3年＝1.00円
１年間の収益合計：利子1.00円＋差益1.00円＝2.00円
利回り(%)＝(収益合計2.00円／投資金額98円)×100＝2.04081≒2.04％（小数点以下第3位四捨五入）

以上により正解は、４．［｛1.00＋（101−98）／3｝／98］×100≒2.04（％）

この問題と似ている問題を検索してみよう！「検索」ボタンをクリック！

• このサイト内を検索

＜FP対策通信講座＞

●LECのFP通信講座　⇒　FP（ファイナンシャル・プランナー）サイトはこちら

●日本FP協会認定教育機関のWEB講座　⇒　２級ＦＰ技能士 （資格対策ドットコム）

●通勤中に音声学習するなら　⇒　ＦＰ 通勤講座

●社労士・宅建・中小企業診断士等も受けるなら　⇒　月額定額サービス【ウケホーダイ】