問26 2013年9月学科
問26 問題文択一問題
代表的な株価指標に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
1.日経平均株価の算出の対象銘柄には、東京証券取引所マザーズ市場に上場している銘柄も含まれている。
2.日経平均株価は、毎年定期的に構成銘柄の見直しを実施することになっている。
3.東証株価指数(TOPIX)は、東京証券取引所市場第一部に上場している内国普通株式の全銘柄を対象として算出されている。
4.東証株価指数(TOPIX)は、時価総額の大きい銘柄の値動きの影響を受けやすい特徴がある。
問26 解答・解説
株式市場の指標に関する問題です。
1.は、不適切。日経平均株価(日経225)は、東証1部225銘柄の修正平均したものですので、新興成長企業向けであるマザーズ市場の上場銘柄は対象外です。
2.は、適切。日経平均株価は、指標性を維持するために、毎年1回構成銘柄を入れ替えます(見直しの結果、入れ替えなしとなることもあります)。
3.は、適切。東証株価指数(TOPIX)は、東証1部上場の全銘柄の、市場に流通している浮動株を対象とする、時価総額加重型の株価指数です(昭和43年1月4日の値を100としています)。
4.は、適切。東証株価指数(TOPIX)は、単なる全銘柄の平均ではなく、時価総額で加重平均した値(時価の多少を加味した平均)のため、時価総額の高い企業の株価の影響が大きくなります。
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