問3 2013年9月学科
問3 問題文択一問題
雇用保険の高年齢雇用継続基本給付金（以下「本給付金」という）に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
１．本給付金の支給を受けるためには、原則として６０歳到達時に雇用保険の一般被保険者であった期間が１年以上あることが必要である。
２．本給付金は、一般被保険者に対して支給対象月に支払われた賃金の額が、原則として６０歳到達時の賃金月額の８５％未満であるときに支給される。
３．本給付金の支給対象月は、原則として、一般被保険者が６０歳に達した日の属する月から６５歳に達する日の属する月までの期間内にある月である。
４．一般被保険者に対して各支給対象月に支払われた賃金の額が６０歳到達時の賃金月額の６１％未満である場合、本給付金の１ヵ月当たりの支給額は、支給対象月に支払われた賃金の額の２５％相当額が上限となる。
問3 解答・解説
雇用保険の高年齢雇用継続給付に関する問題です。
１．は、不適切。高年齢雇用継続給付を受けるには、算定基礎期間に相当する期間、つまり雇用保険の加入期間が5年以上必要です。
２．は、不適切。雇用保険の高年齢雇用継続給付は、60歳到達時等の時点に比べて賃金が75％未満に低下した、60歳以上65歳未満の一般被保険者の方に支給されます（高年齢雇用継続基本給付金と高年齢再就職給付金の2種類）。
３．は、適切。高年齢雇用継続基本給付金の支給期間は、被保険者の60歳到達月から65歳到達月までです。
４．は、不適切。高年齢雇用継続給付の支給額は、現在の賃金が60歳時の61％未満の場合は、現在の賃金の15％、61〜75％の場合は低下率に応じて15％以下の額です。
問2
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