問39 2013年5月実技資産設計提案業務
問39 問題文
敬一さんは、平成２５年４月に胃潰瘍で２０日間入院した。敬一さんの平成２５年４月（１ヵ月間）の医療費（窓口での自己負担分）が２１万円であった場合、高額療養費として支給される額として、正しいものはどれか。なお、敬一さんは国民健康保険の被保険者であり、所得区分は「上位所得者」に該当する。また、多数該当については考慮しないものとする。
＜高額療養費の算定＞
＜医療費の１ヵ月当たりの自己負担限度額（７０歳未満の人)＞
上位所得者：１５０,０００円 ＋（総医療費−５００,０００円）×１％
一般 ： ８０,１００円 ＋（総医療費−２６７,０００円）×１％
低所得者 ： ３５,４００円
１．５８,０００円
２．８４,４３０円
３．１２５,５７０円
４．１５２,０００円
問39 解答・解説
高額療養費に関する問題です。
サラリーマンなどの会社員が加入する健康保険や、自営業の人などが加入する国民健康保険では、70歳未満の場合、医療費の自己負担は原則3割ですが、自己負担額には上限があり、自己負担限度額を超えた分については、高額療養費として支給されることになります。
敬一さんの窓口負担額21万円＝総医療費×3割
⇒総医療費＝21万円÷３割＝70万円
70歳未満の上位所得者の自己負担限度額は、150,000円＋(総医療費−500,000円)×1％ ですので、
敬一さんの自己負担限度額＝150,000円＋(700,000円−500,000円)×1％
＝150,000円＋2,000円
＝152,000円
従って、高額療養費＝窓口負担額−自己負担限度額
＝210,000円−152,000円＝58,000円
従って正解は、１．５８,０００円
問38
関連・類似の過去問
この問題と似ている問題を検索してみよう！「検索」ボタンをクリック！
FP対策講座
＜FP対策通信講座＞
●LECのFP通信講座 ⇒ FP（ファイナンシャル・プランナー）サイトはこちら
●日本FP協会認定教育機関のWEB講座 ⇒ ２級ＦＰ技能士
（資格対策ドットコム）
●通勤中に音声学習するなら ⇒ ＦＰ 通勤講座
●社労士・宅建・中小企業診断士等も受けるなら ⇒ 月額定額サービス【ウケホーダイ】
