問7 2013年5月実技資産設計提案業務

問7 問題文と解答・解説

問7 問題文

下記<資料>は、インターネット上の不動産広告(抜粋)である。この広告の内容に関する次の(ア)〜(エ)の記述について、正しいものには○、誤っているものには×を解答欄に記入しなさい。

<資料>
○○町3丁目 建築条件付き土地
所在地:□□市○○町3丁目15番    用途地域:第一種住居地域
交 通:△△線○○駅から徒歩7分   建ぺい率:60%
価 格:3,350万円       容積率 :150%
面 積:120u          設 備 :公営水道・都市ガス・本下水
土地の権利:所有権         地 目 :宅地
建築条件 :あり          取引態様:売主

(ア)△△線○○駅からこの土地までの道路距離は、560m超640m以下である。

(イ)この土地の用途地域内には、建築基準法上、病院を建築することができる。

(ウ)この土地は、売買契約から一定期間内に特定の建築業者と建築請負契約を結ぶことが条件となっている。

(エ)この土地に建築できる建物の建築面積は、最大で180uである。

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問7 解答・解説

不動産広告に関する問題です。

(ア)は、×。不動産広告における、「△△駅から徒歩○分」といったような徒歩所要時間は、「道路距離80mにつき1分間(1分未満は切上げ)」と定められています。資料では「徒歩7分」とありますので、道路距離(直線距離ではなく道路に沿って計測した距離)は480m超560m以下となります。

(イ)は、○。建築基準法上、公衆浴場、診療所、保育所等はどの用途地域でも建築可能(制限無し)ですが、病院は、第1種・第2種低層住居専用地域と工業地域・工業専用地域には建築不可です。資料では用途地域が第一種住居地域となっているため、診療所はもちろんのこと、病院も建築できます。
※平成30年4月から新設される田園住居地域も病院の建築不可

(ウ)は、○。資料の一番上に「建築条件付き土地」とあり、これは売買契約から一定期間内に特定の建築業者と建築請負契約を結ぶことが条件となっていることを表しています。
つまり、建売住宅と違い、建築業者は変更できないものの、自分で自由な家を建てられる土地ということです。

(エ)は、×。最大建築面積=土地面積×建ぺい率 ですので、この土地に建築できる建物の最大建築面積は、120u×60%=72uです。
なお、最大延べ面積=土地面積×容積率=120u×150%=180uです。

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