第4問 2013年5月実技個人資産相談業務
第4問 問題文
Aさん(50歳)は,現在,自宅マンションに妻と子2人の4人で暮らしている。Aさんは,昨年6月に,父親の相続により,下記のコインパーキング(甲土地),および木造賃貸アパートとその敷地(乙土地)を取得し,司法書士に依頼して相続登記を完了した。
相続した賃貸アパートは老朽化し建替えの時期に来ているため,Aさんはこれを取り壊し,甲土地との一体利用により鉄骨造りの賃貸アパート(耐火建築物)を新築したいと考えている。
そこで,Aさんはアパートの新築,および賃貸アパートを経営するうえでの留意点について,ファイナンシャル・プランナーから説明を受けることにした。
第4問 資料
○甲土地 ○乙土地
・用途地域:近隣商業地域 ・用途地域 :第一種住居地域
・前面道路幅員による容積率の制限 ・前面道路幅員による容積率の制限
:前面道路幅員×6/10 :前面道路幅員×4/10
・防火規制:防火地域 ・防火規制 :準防火地域
・指定建ぺい率:80% ・指定建ぺい率:60%
・指定容積率: 300% ・指定容積率 :200%
※甲土地,および甲土地と乙土地の一体地は,ともに建ぺい率の緩和について特定行政庁が指定する角地である。
※上記以外の条件は考慮せず,各問に従うこと。
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