第5問 2013年5月実技生保顧客資産相談業務
第5問 問題文
Aさんは,平成24年11月に病気により死亡した。Aさんの家族構成等は,以下のとおりである。長男Dさんは平成18年10月に交通事故により死亡しており,Aさんは,平成19年9月に長女Cさんの夫を普通養子にしている。
Aさんの相続開始後,長女Cさん夫妻は,それまで暮らしていた賃貸アパートを退去し,Aさんが所有し妻Bさんと同居していた家屋で,妻Bさんと同居することになった。その家屋とその敷地たる宅地(以下,「X宅地」という)は,Aさんの共同相続人全員による遺産分割協議により,妻Bさんと長女Cさんが,それぞれ持分2分の1ずつの割合で取得することに決定した。
また,Aさんの死亡により,孫Eさんは死亡保険金5,000万円を取得した。なお,長女Cさんは,平成22年9月に,Aさんから株式の購入資金として100万円の贈与を受けている。長女Cさんは,同年中に他に贈与を受けた財産がなく,この受贈額が贈与税の基礎控除額以内であったため,同年分の贈与税の申告および納付はしていない。
第5問 資料
<Aさんの家族構成>
<X宅地の概要>
X宅地(300u)
自用地としての相続税評価額:1u当たり40万円
(「小規模宅地等についての相続税の課税価格の計算の特例」適用前の価額)
<Aさんが加入していた生命保険>
保険の種類 : 終身保険
契約者(=保険料負担者) : Aさん
被保険者 : Aさん
死亡保険金受取人 : 孫Eさん
死亡保険金額 : 5,000万円
※過去に相続時精算課税を選択する旨の届出書を提出した者はいない。
※上記以外の条件は考慮せず,各問に従うこと。
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