問4 2013年5月実技生保顧客資産相談業務
問4 問題文
Aさんが現在加入している生命保険についてMさんが説明した次の記述(1)〜(3)について,適切なものには○印を,不適切なものには×印を解答用紙に記入しなさい。
(1)「疾病入院特約および災害入院特約は,満期となる65歳以後も,Aさんが80歳になるまで更新が可能です」
(2)「Aさんが医師によって余命6カ月以内と診断確定された場合,リビング・ニーズ特約により,当該生命保険から3,000万円の特約保険金が支払われます」
(3)「現在加入している生命保険を現時点で解約した場合,解約返戻金の額は払込保険料総額を下回ると考えられます」
問4 解答・解説
養老保険の商品性に関する問題です。
(1)は、×。特約は主契約に付加するものですので、満期で主契約が消滅すれば、特約も消滅します。
(保険会社によっては、主契約の満期後も、特約保障を継続できる場合もあります。)
(2)は、×。リビング・ニーズ特約とは、余命6ヶ月以内と診断された場合に死亡保険金を生きている間に受け取れる特約ですが、支払われる保険金は上限3,000万円で、契約している死亡保険金が3,000万円以下の場合は、契約している保険金額が上限となります。
Aさんが現在加入している保険の死亡保険金額は500万円ですので、リビングニーズ特約による保険金は、500万円が上限です。
(3)は、○。養老保険の解約返戻金は、期間の経過に従って、満期・死亡保険金額まで増えていきますが、返戻率は満期時に100%超となるように徐々に上がっていくため、早い段階で中途解約すると、それまでの払込保険料の総額を下回ることになります。
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